「きれいな地球と漆の文化を次世代に」

伝統工芸 トークショー

(株)堤浅吉漆店は、伝統工法を守りながら、新たに高分散精製工法を開発し、文化財修復や伝統工芸など現場のニーズに合わせた様々な漆を作りだしてきました。
1万年も前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」の国産70%を精製する工房としてその一翼をになっています。
そして、漆を次の時代に継承するべく、サーフボード、BMX、スケートボードなど、現代のニーズにも応える素材として広め、漆の植栽の輪を広げる活動を進めています。

今回のトークインベントでは、若手スタッフ「スワロー 茉柚」さんを中心に、若者にも訴求する伝統工芸「漆」についてお話ししてもらいます。

企業・団体紹介

(株)堤浅吉漆店

株式会社堤淺吉漆店は、創業明治42年、京都・間之町通り。仏光寺さんの 程近くに所在する漆メーカー。
採取された漆液(荒味漆)を仕入れ、生漆精 製から塗漆精製、調合、調色を一貫して自社で行う。
4代目の堤卓也さんは 、採取された漆液から受け継がれてきた伝統工法や、新たに開発した高分 散精製工法を駆使し、文化財修復や伝統工芸など現場のニーズに合わせた様 々な漆を実現。
1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然 素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、「SURF✕漆」 「BMX✕漆」「SKATE✕漆」など伝統の枠に囚われない漆の可能性と、漆の植栽の輪を広げる活動を進めている。

登壇者紹介

スワロー茉柚(スワローマユ)

スワロー茉柚(スワローマユ)

堤浅吉漆店

2020年、京都産業大学国際関係学部に入学。2023年、大学4年生の時に循環フェスの実行委員として参加し、そこで漆と出会う。2024年4月に堤淺吉漆店に入社。
自然が大好きで、学生時代から環境問題に関心を持ち始めました。そんな中、人と自然を繋ぐ漆の魅力にどんどん引き込まれて、今は漆の文化を広めるために、日々精進しています!

石田諭基

石田諭基

Kyoto T-plaza代表
同志社大学3回生

伝統文化を未来に繋ぐため、コミュニティの運営、イベント企画、ブランド事業等を行う。

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